1251.嫌なことをする必要はない?Part5

「本日は嫌なことをする必要はない?」の続きをお話します。
今回が、5回目となります。

前回、こんな事を話しました。
『言いたい事をハッキリ言うということでも、色んなリスクが付きまといます。
そのリスクがあることを最初に認識した上で、「言いたい事を言う」というのは、間違いなく運が発生します。
言いたい事を言っているにも関わらず、運が発生する?』

自分の言いたい事を言っているにも関わらず、運が発生するだなんて信じられないかもしれませんね。
相手の悪いところを指摘するわけですから、逆に運が離れていくような気もしますね。

でも、よく考えて下さい。
「言いたいことを言う」
その前に、色んなリスクを想定した上で発言するわけです。
ようは、最悪の結果を想定した上で、「伝える」ことになります。

最悪の結果を想定すると、どうなりますか?
一時的な緊張を感じたり、不安な気持ちになったり・・・という具合に、マイナス感情を疑似体験しているのと同じです。
ですから、結果的には、相手から何らかの仕返しが起こることはないです。
仮に起こったとしても、一時的で済んでしまいます。

自分の言いたいことを言っているにも関わらず、今まで通りの環境でいられる。
そういうのは、一番理想的かもしれません。
世の中には、いいたい事をハッキリ言っているにも関わらず、何のお咎めがない人もたくさんいます。

ちなみに、私はゼロの法則を長い間実践してきました。
自分の言いたい事をハッキリ言って相手との関係悪化を恐れ、「ゼロの法則」のプラス思考をしてきたという一面もあります。
でも、今は違うんですね。

まずは、自分の言いたい事を言う。
心の中に不満をためたり、納得いかないことをそのままにしていたりするのは、気持ち的にイライラします。
何とか一言いって、ギャフンと言わせたい。
そんな衝動に駆られることがあります。
「運なんていらないから、相手にギャフンと言わせる一言をいってやりたい」そう思う事が何度もあります。
そんな時は平気で、「相手の矛盾している所をハッキリ言います」
こちら側に非がないのが明らかな場合(または非があったとしても、明らかに言われすぎ)は、正々堂々と発言します。

時々います、人のあら捜しをする人が。
言い返そうと思いますが、相手の人が立場的に上だと、言いたい事をグッとこらえます。
しかし、何度かそんなことが続くと、我慢できずにハッキリ言うタイミングを模索します。
もし、ハッキリ言ってしまって、すんなり事が収まるということもあります。
こんな場合、残念ながら運を貰う事はできませんね。
何故なら、その場で問題解決できているからです。
でも、そこで運を貰わなくても、日々運を溜め込んでいるので、心配する必要はあまりありません。

ですから、運をいっぱい溜め込みたい人は、
「言いたいことを我慢」
そして、
「喜んで相手を受け入れる」
というのが正解です。

運なんていらないから、相手に思っている事をハッキリ言いたい人は、
「言いたいことをハッキリ言う」
そして、
「後から運を貰う事を諦める」
というのが正解になります。

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