0938.願望実現には、欲を解き放つという方法もある

皆さん、こんにちは。

今日はマイナス思考についてお話したいと思います。

この「ゼロの法則」は、基本的にプラス思考がメインとなっていますね。
マイナス時にプラス思考をするというのは、初心者のみならずベテランの方でも、難しいと感じている人は多いかもしれません。
マイナス感情になった後に、喜びの伴ったプラス思考をするのですから、それはもう奇跡的な思考といってもいいかもしれません。

しかし、その見返りとして、大きな宝物を頂いたり、念願の願望が叶ったり、夢を実現したりすることができます。
会社の組織の中で言えば、平社員ではなくトップの社長にまで登りつめて欲しいという思いも込められています。
課長、部長などの上司を飛び越えて、トップの座を狙えるのが、この「ゼロの法則」です。

その対価として、マイナス感情をクリアにすることが条件となっていますね。

しかし、一気に社長の座を狙うのではなく、課長や部長に辿り着く方法もあります。
それが、マイナス思考になります。

この世の中、出世した人が皆、プラス思考をしてきたわけではありませんね。
性格の悪い人もいっぱいいますし、仕事のしない人や暴言を吐く人など、精神性の低い人でも出世できてしまうのがこの世の中です。
それでは、何故、精神性が低くても、課長や部長など人の上に立って仕事ができるのでしょうか?

その答えが、マイナス思考という存在です。

ここで言う、マイナス思考というのは、
「欲(プラス)を解き放つ(マイナス)」ことです。

強運になるには、このマイナス思考とプラス思考の両輪が必要になってきます。
プラス思考がどうも苦手だという人は、まずはこのマイナス思考から始めてみるといいかもしれません。

マイナス思考というのは、プラス思考と同じように応用範囲はいっぱいあります。
私のように、
テレビを見ない、
たばこをやめた、
冷たいものを飲まない、
というのも、マイナス思考の一種です。

26年吸っていたたばこをやめてから、4ヶ月後には「トイレの蓋」シリーズの一冊目の本の出版が決まりました。
私の実体験なので、説得力がありますね。

夏場になると、どうしてもキンキンに冷えたジュースやビールを飲みたくなります。
そんな欲望もかなりシャットアウトしました。
冷たいジュースを飲むのは、7月と8月だけにしました。

しかも、冷たいジュースやビールを飲んだ後は、白湯を飲んでなるべく胃を冷やさないよう努めてきました。
その見返りとして、胃腸や腰の調子は良く、病気になったこともほとんどありません。

マイナス思考(欲を解き放つ)という行為は、心の豊かさを必要としていないので、誰でも実践できます。

しかし、このマイナス思考でさえ、なかなかできない人もいます。
昔の私がそうでした。
プラス思考も苦手ですし、マイナス思考もさらに苦手でした。

プラス思考ではなかなか開運できないという人は、まずはこのマイナス思考からチャレンジしてみるというのも、一つの方法です。
欲を手放すというのは、一種の苦行のように思われますが、実際は全く逆です。

欲を手放してしまうと、実際には心の中は聡明になってきます。
気持ちが、意外と軽やかになってくるんですね。

上記では、出世についての話が少し出たので、男性向けの話かと思われますが、女性でもダイエットなどでこのマイナス思考(欲を解き放つ)を応用することはできます。

欲を解き放つときには、必ず心の葛藤を経験します。
プラス思考のときも、心の葛藤を経験しますね。

この葛藤こそが、エネルギー(運)を生み出す元となるわけです。

続きは次回にお話します。

皆さんの幸運を心からお祈り申し上げます。

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