今日も「金運をアップさせるたった一つの法則」の続きをお話したいと思います。
前回のお話の最後にこんなことを書きました。
「やはり、オリンピックの水泳競技で金メダルが取りたければ、“タイム”を意識し、
野球の試合で勝ちたければ、“点数”を意識し、
事業を継続的に繁栄させたければ、“利益”を意識し、
家計を黒字にして貯金をしたければ、“収支”を意識するのは、当然のことになります。」
収支管理することを、「ケチくさい」とか「金の亡者みたい」とか思っていては、お金そのものを否定していることにもなります。
オリンピックの選手が、“タイム”を意識するのは決して悪いことではありません。
具体的な目安がなければ、何を目標にして頑張っていいのかわからなくなります。
それと同じで、具体的な目安がなければ、何をどうしていいのか全体的なことが把握できません。
トイレ掃除は素手でしている
仕事も真面目に働いている
地道に節約している
お墓参りだってちゃんとしている
親孝行だってしている
寄付も小額だけど毎月している
借りたお金はちゃんと返している
ギャンブルになんかはまっていない
という人がいるのであれば、だまされたと思って「収支管理」を実践してみるといいです。
今まで見えてこなかったことが、たくさん見えてくるようになります。
私は、この「収支管理」が意外と好きです。
収支管理は月末以降にするのですが、「倹約と寄付」に関しては、「ゼロの法則」を実践しているという実感が味わえます。
毎月、自分に“倹約”という精神を植え付けることは、結果的に人間としての精神性を高めることに繋がります。
「今月は何を倹約しようか?」
と支出欄を眺めながらいろいろと考えます。
倹約することを考えると、無駄な浪費や四六時中湧き上がる“煩悩”をも自然と抑えることができます。
毎月毎月、定期的に実行することができるので、一度習慣化してしまえば、非常に有効な「ゼロの法則」の実践の場ともなります。
マイナスを受け入れるプラス思考を実践することもできますし、
プラスを解き放つマイナス思考を実践することもできます。
例えば、電車賃を倹約する為に、一駅歩いて次の駅から乗車したとします。
この場合、「歩くと疲れる」というマイナスを受け入れることになります。
また、ビールを飲む頻度を少なくして、飲食代を節約したとします。
この場合は、「ビールを飲んで気持ち良くなる」という快楽(プラス)を解き放つことになります。
また、暑い夏にエアコンの設定温度を1℃下げて、電気代を少し節約したとします。
この場合、「暑さに耐える」というマイナスを受け入れることになります。
歩くことも健康にいいですし、快楽を解き放つことも健康にいいですし、暑さに耐えて汗を流すこともとてもいいことです。
もちろん物事には限度というものがありますので、何事もそこそこできればいいと思います。
日々、自ら積極的に「欲(プラス)を解き放つ(マイナス)」ことを実践するのは難しいことと思います。
しかし、収支管理をすることで、毎月自分に「欲を解き放つ」ことを義務付けるというのは、金運もアップしますし、その人の全体的な運も飛躍的にアップしていきます。
1年、2年、3年と続けていくうちに、間違いなく強運体質になっていることでしょう。
人間、お金に余裕が出てくると、「欲しいものをいっぱい買いたい」、「楽をしたい」、「倹約なんてケチくさいことはしたくない」という気持ちになりがちです。
そこを「収支管理」という毎月のケジメがあることで、そのような緩んだ気持ちを引き締めるという効果もあります。
もちろん、「倹約」をすることが「収支管理」の目的ではありません。
倹約をして余裕ができたお金で、旅行に出かけたり美味しいものを食べたり趣味に使ったりと、“楽しむ”為のものだということは、忘れずに。
苦しむ為の収支管理ではなく、楽しむ為の収支管理ですから。
続きはまた次回にお話します。
皆さんの幸運を心からお祈り申し上げます。
コメント
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なるほど…