0688.潜在意識を上手くごまかす方法Part2

先週の金曜日に、急ではありますが、また「女性自身」の記者F氏から宝くじの記事に対するコメントを欲しいとのことでした。
たぶん、昨日発売だと思いますので、興味のある人は見てみるといいです。

内容は、小さな宝くじ売り場にも関わらず、1等などの高額当選がよく出る売り場について特集したものです。
例えば、1等がよく出る東京の西銀座デパートチャンスセンターの売り場は、一回の発売で1ユニットの1000万枚が販売されるそうです。
ですから、確率的には、1等が必ず1枚出る計算になりますね。

販売枚数の少ない宝くじ売り場でも、高額当選がよく出る売り場があるそうです。
そういった売り場に見習って、自身の人生にも応用できるものはないかといったような記事です。
ハッキリした内容は定かではありませんので、興味のある人は記事を見てご確認されるといいです。

さて、今日は前回の続きをお話したいと思います。

前回は、「潜在意識を上手くごまかす方法(借金編)」というものでした。

そして、次のようなことを書きました。
『しかし、これは、後輩の潜在意識をごまかす巧妙な方法なのです。
一見、200万返してもらうのをあきらめているかのようですが、実は後輩の潜在意識に「支払うこと」へのストレスを大幅に軽減させています。』

潜在意識を上手く活用することが、この「ゼロの法則」でもありますね。

その一つには、物事に取り掛かる時の“ハードルを下げる”という方法があります。

私は、今でもほぼ毎日外のトイレ掃除を続けています。
そして、自宅のトイレは用を足すたびにサッと拭く習慣が身につきました。

しかし、最初のきっかけは、「寝る前に3分だけやろう!」というものでした。
一気に、便器を綺麗に掃除しよう!だとか
ピカピカになるまで、徹底的に掃除しよう!だとか
あまり気合を入れると疲れてしまいますし、掃除を始める前から憂鬱な気分になってしまいかねません。

また、ちょこちょこと3分程度の掃除だと、「ほとんど効果が得られない」と勘違いし、行動しないことを肯定してしまう人も多いことでしょう。
しかし、実際には、わずか3分の掃除でスタートしましたが、今では外のトイレを掃除するまでになりました。

借金返済の場合も同じです。
返済する時の金額のハードルを下げることによって、相手の潜在意識の負担を軽減させてあげる効果があります。
潜在意識からマイナス感情が消えてクリーンになると、気持ちが前向きになり“支払うことへの意欲”が沸いてくるようになります。

最初は1000円の返済が、月々3000円、5000円、1万円と、どんどん金額がアップするようになります。
また、お金を返す時に、相手の愛情が感じられるようになるので、「何とか返済したい」という気持ちを沸き起こさせることもできます。

「今は金銭的に苦しいと思うので、毎月の返済は1000円でも結構です。お金に余裕ができた時は多めに返済して頂ければ結構です」という気持ちで接しられたら、返済する方の気持ちはとても癒されます。

その癒しの気持ちは、人間の行動力を高めてやる気を引き出すこともできます。
最終的には何事も前向きになり、物事が全て好転していくようになります。

借金返済だけに限らず、子どもの勉強にしても、
「頑張って勉強しなさい!」ではなく、

「毎日1ページでもいいから勉強するといいわよ」とか

「前回のテストより、1点でも多く取れればそれでいいわ」とか

子どもの潜在意識をごまかすことが大事です。
あくまでも、勉強にとりかかるきっかけを与えるのが目的ですから、巧妙な言葉で“ハードルを下げる”ようにするといいです。

皆さんの幸運を心からお祈り申し上げます。

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