0351.職場のいじめは宝物に変わる(面談・東京・女性35歳)

皆さん、こんにちは。

今日は、東京都の会社員Ｆさん（女性・３５歳）のご相談について、お話したいと思います。
お忙しい中お越し頂いて有難うございました。

相談内容は、職場での人間関係です。

Ｆさんは派遣会社で働いてはおりますが、現在の職場では準社員のような待遇で働いているようです。
１年２ヶ月、今の職場で働いてきて、やりたい仕事に就けて満足な日々を送っていました。

しかし、昨年の８月頃から、職場での雰囲気が悪くなり、会社にいるのが辛くなるようになりました。
昨年の８月から、職場内で一緒に組んで仕事をしているパートナーが、突然口を聞いてくれなくなりました。

また、上司は一旦怒りだすと歯止めがきかない性格らしく、同僚は皆上司の顔を伺いながら仕事をしている事が多いそうです。

今では、職場の誰も口を聞いてくれない状態で、精神的なストレスもピークに達しているような感じでした。

今の会社をすでに辞める覚悟ではいましたが、「このまま去るのは、悔しい」という思いがあって、最後に何かできることはないかという事で来訪されたようです。
一般的には、“会社を辞めれば”問題は解決されると認識されています。

でも、Ｆさんは無意識に「本当にこのまま辞めてもいいものなのか？」という素朴な疑問があったからこそ、相談にも来られたのだと思います。

一旦、そこで踏みとどまるというのは、強い精神力を持っているので、運のいい人だと思います。
実際、今の会社に入る前の職場では、６ヶ月という短期間ではありますが、契約満了で円満退職されてます。

ですから、今起きている問題の原因は、根が深い（過去にさかのぼる）というものではなく、自身の願望が引き寄せたと思われます。

以前にも、愛知県の会社員Ｋさん（女性・４３歳）の体験談をご紹介させて頂きました。
「0277.快適な環境と出世を手に入れた！（０７年９月２６日）」
最悪な状況というのは、実は最大のチャンスでもあり得るわけです。
何故なら、最悪の状況（大きなマイナス）というのは、裏を返せば大きなプラスが待ち構えていることになります。

実際、愛知県のＫさんは、その後２度も出世をし、Ｋさんをいじめた人は退職という具合に、見事なまでに思考が現実化されています。

今回ご相談に来て頂いたＦさんの場合、昨年の８月頃から一緒に働いているパートナーが全く口を聞いてくれなくなりました。
そして、その当時（昨年の８月頃）、「何か変わったことはありませんでしたか？」と私が尋ねたところ、Ｆさんはこう答えました。

「仕事をまかせてもらって、バリバリ仕事がしたい！」
「正社員になりたい！」
という“強い”願望を抱いていたということです。
たぶん、この強い願望が、マイナスの現象（宝物）を引き起こすきっかけになったのではないかと思います。

何故なら、いくら強い願望を抱いていたからと言っても、昨年の８月頃に自分がどんな思いを抱きながら生活をしていたのかなんて、普通はなかなか覚えてはいないものです。
仮に覚えていたとしても、面談の時にパッと咄嗟に言葉になって出るという事は難しいと思います。

ですから、“かなり強い願望”であったことを窺い知ることができます。

嫌いな人（マイナス）や嫌いな職場（マイナス）を好き（プラス）になるよう努力していけば、本当に状況は奇跡的に変わっていきます。

Ｆさんの場合、今の職場を退職することになるかもしれません。
（すでに上司もそういう方向で根回ししているようなので・・・）

今の職場でのマイナスの状況に対して、気持ちをプラスに持っていくようにすれば、仮に今の会社を退職したとしても、次の職場では願望が実現している可能性が高いです。

慌てたり、動揺したり、怒ったり、憎んだり・・・というマイナス感情は、願望実現の助けにはならないので、日々感謝しながら過ごせば、そう遠くないうちに状況は改善されることと思います。

いじめや不条理な事には屈せず、逆にそれを利用して大きく羽ばたいてもらいたいです。
頑張って下さい。

お知らせがあります。
広島県のＳ・Ｍ様、男性・４８歳（入会当時の年齢）
ネット会員の有効期限が２００８年５月１９日になっている方です。
更新のお知らせのメールを差し上げましたが、戻ってきてしまいます。
もし、更新を希望される場合は、有効期限の当日までに指定の銀行へご入金（年６０００円）のほど宜しくお願い致します。

皆さんの幸運を心からお祈り申し上げます。