本日から新しい話になります。
「感情のコントロールのコツとは?」
になります。
感情のコントロールというのは、とても難しいものがあるかもしれません。
何故なら、「感情」というのは、無意識に沸き起こってくるものだからです。
意識的に感情をコントロールするのは、確かに難しいことかもしれません。
その場その場で、
怒ったり、
泣いたり、
喚いたり、
憎んだり、
妬んだり、
色々ありますね。
どれもこれも、無意識に出てきます。
無意識に出てくるから、やっかいなのですよね。
会社で働く人は、だいたい17時とか18時とか、遅い人であれば21時とか、遅い時間まで働いている人もいますね。
終業時間というのは、意識していることなので、勝手に16時とか15時に帰る人は誰もいないことと思います。
15時に帰ったら、上司には絶対に怒られてしまいますね。
朝の出勤時間も同じです。
9時出勤の会社なのに、無意識に4時とか5時に出てくる人は、ほぼ皆無だと思います。
それも、意識の世界が働いているからです。
でも、感情となると、
フッと過去のことを思い出して、悔し涙を流したり、
悪口を言われて、カッとなり言い返したり、
友達にブランド物のバッグを自慢気に見せられて、一瞬殺意を覚えたり(笑)、
本当毎日生きていれば、目まぐるしく感情が移り変わります。
晩御飯の食卓にいつもより一品おかずが増えていれば、嬉しい気分になったり、
電車に乗って、席が一つだけ空いていて、ラッキーと思ったり、
感情というのは、コントロールするものではなく、無意識に出てくるのが自然なのかもしれません。
この難しい感情をコントロールしようとしているのですから、仙人とか神様の領域にでも入ろうと挑戦しているようなものです。
しかし、上記で述べたように、人間というのは意識の世界では、きちんと「自分の考えた通り」に行動することができます。
出勤時間や終業時間も、意識の世界が働いている限りは、大きく時間がずれたりすることはないですね。
もう何を言いたいのか、おわかりかと思います。
確かに、感情というのは無意識の世界での事ですけど、それをコントロールするには「意識の世界」で処理することが大事だということです。
無意識に相手を怒鳴りつけてしまうのも、
意識の世界での考え方が、そうさせています。
感情が激しくブレるということは、この世の中を
プラスとマイナスという具合に、ハッキリと区別していることが原因になります。
この意識の世界での、
プラスとマイナスの区分けをなくしていけば、感情のコントロールが容易になるようになります。
絶対に欲しいものと、
絶対に嫌いなもの、
そんな具合に区分けしていると、感情のコントロールは難しくなってきます。
ただし、感情というのは、その場で「カッとなったり」、「叫んだり」したとしても、後処理ができるというところが魅力になります。
「あの時はカッとなってしまったけど、落ち着いて考えてみると、それほど怒ることでもなかったな。相手に済まないことをしてしまった」という具合に、後処理をすることの方が大事であるのかもしれません。
続きはまた次回にお話しします。
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