皆さん、こんにちは。
本日は、先祖供養に関係したお話をしたいと思います。
「先祖供養」というのは、信じる人は信じるでしょうし、ちょっと怪しいなと思う人もいるでしょう。
ある程度の年齢になれば、両親がすでに他界していたり、親戚の誰かが亡くなっていたり、兄弟・知人が亡くなっていたりするのも、普通になってきますね。
特に、両親や子供や兄弟などの親族の死は、とても悲しいものがありますね。
長い間、一緒にいればいるほど、人間の情というのも深くなっていくものです。
仏壇に写真を飾ったり、仏壇がない人でも居間に飾ったりする人は多い事かと思います。
私も、両親は二人とも他界したので、写真を飾っています。
最近、ご先祖様に関係した話が、立て続けて起こったので、もしかしたら今回が話すタイミングなのかと思い、ご先祖様の写真などを含めた「ご先祖様」についてお話していきたいと思います。
まずは、最近メンバー様から頂いたご質問についてお答えしたいと思います。
「亡くなった人の写真を飾ることはいけないことなのか?」
霊能者や占い師や仏教関係の人やブログで記事を書いているスピリチュアル系の人などには、「故人が成仏できないので、写真を飾るのはよくない」という意見が多いようです。
本当にそうでしょうか?
あの世の世界では、成仏した霊も成仏できない霊も、全て「モノを見ている」のではなく「感じる」というのが、正解です。
ですから、写真うんぬんで成仏できないといのは、嘘であるという事です。
残された立場の人が、写真を飾って故人を偲ぶことによって、故人が成仏できないというのは、「故人側に原因」があるのであって、決して地上界に住んでいる私たちの責任ではありません。
人が亡くなった場合、私たち人間よりも精神的なレベルは格段に高くなります。
理由は、この世の俗世界というのは、人間の欲にまみれた世界ですが、あの世にはそういったものはありません。
住んでいる世界の波動が全く違うわけです。
ですから、「あそこに飾っている写真のせいで、俺は成仏できない」と言っている、器量の狭い故人はほとんどいません。
ましてや、故人はあの世では、「見る」のではなく「感じる」ことしかできないのですから、写真うんぬんではなく、人間の感情に影響を受けているわけです。
例えば、故人の写真を見るたびに、いつも泣いていると、故人の方もなんとなく気になって成仏できないというのはわかります。
逆に故人の写真を見るたびに、元気を貰ったり感謝の気持ちになったりして、生きる希望が持てるのであれば、故人もきっと喜んでくれると思います。
故人の写真を飾らないことによって、気持ちが不安定になるのであれば、それこそ故人は成仏できなくなってしまいます。
ですから、写真を飾るかどうかということよりも、感情がどうなのかってことが一番大事なんです。
それよりも、写真を飾っておきながら、全く写真を見なかったり気持ちが動かなかったりする方が問題です。
そういう場合、不要ですので、処分するなりした方がいいかもしれません。
写真というのは、故人を偲ぶものですので、その写真を見ることによって愛に包まれたり優しい気持になったり心が癒されたりするのであれば、写真の効果というのはとても大きなものがありますね。
また、親族が亡くなったタイミングで、仏壇などを購入する人も多いことでしょう。
そんな時は、仏教の宗派やカトリックの決まりにのっとって、写真を飾るかどうかも変わってくることと思います。
もしくは、写真を飾る位置なども、色々と変わってきます。
そもそも、仏壇というのは、故人を偲ぶ場ではなく、ご本尊様を崇拝するものですね。
ご本尊様に手を合わせて「南無阿弥陀仏」と唱えるだけで、幸せになれると言いますね。
もちろん、唱える言葉も宗派によって異なりますが。
次回また詳しくお話したいと思います。
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