「ゼロの法則」といえば、真っ先に思いつくことは、何でしょうか?
人それぞれ違うかもしれませんが、
「運の発生する仕組み」
「プラスとマイナスを合わせる」
「神のような豊かな心持ち」
「感情」
「運そのもの」
「シンプルで分かりやすい」
「ゼロの法則」に対して、色んなイメージを持っている人がいる事と思います。
その中でも、やはり「ゼロの法則」の特徴といえば、“対価”と答える人が多いのではないでしょうか。
いつも口を酸っぱくして、“対価”についてお話していますね。
この世の中で大成功を収めた人というのは、本当にそれなりの“対価”を支払っているのでしょうか?
どうしても、身の回りで成功している人達を見ていると、苦労もなく成功しているように思う人もいるかもしれません。
でも、大成功を収めた人は、皆例外なく“対価”を支払っています。
過去にアメリカのフォーブス誌で、女性のエンターテイメント部門で2位に輝いた人がいます。
資産1200億円ともいわれ、とてつもない成功を収めた人がいます。
しかも、過去には生活保護を受けたこともあり、離婚やうつ病で自殺も考えたことがあるほどの苦労をしていたようです。
生活保護を受け、離婚やうつ病なども経験して、そんな状況から一転して、超がつくほどの大どんでん返しの人生を掴み取るなんて事は、誰が考えても絶対に不可能だと思う事でしょう。
しかし、生活保護を受けていた女性が書いた本は、累計4億5000万部もの超大ヒット作品となり、今までとは生活が一変しました。
こんな夢物語のような出来事って、本当に信じられませんよね。
この女性作家の名前は、J・K・ローリングさんと言います。
累計4億部以上の大ヒット作というのは、「ハリーポッター」シリーズ全ての作品です。
今、生活が苦しくて、将来に希望が持てない人でも、この話を聞いて、大きな希望を持つことができたのではないでしょうか。
また、世界的に成功を収めている会社の中でも、アメリカの検索会社グーグルはとても有名ですね。
IT業界ですので、とてもスマートに成功したかのように思われますが、実際には違います。
創業者は二人いますが、そのうちの一人はセルゲイ・ブリンさんという人です。
ネットで調べてみると、
父親は大学教授で母親はNASAの研究者で、しかもセルゲイ・ブリンさんはスタンフォード大学卒業ということで、超エリートコースを歩んでそのまま成功したように思われますね。
苦労もなく、成功できた。
というのが、世間一般的な見方のようです。
でも、過去についてネットで色々調べてみましたが、やはり彼も大きな対価を支払っていました。
彼は6歳の時に、ロシアからアメリカへと移住しました。
その理由は、彼がユダヤ人なので、ロシアでのユダヤ人迫害から逃れる為にです。
小さい頃から精神的に大きな傷を負っていたことは、誰でも推測できることと思います。
そして大学在学中には、こんな事も言っています。
「上階級クラスのユダヤ人は大学で不利に扱われている」
彼もまた、相当なマイナス感情を持っていたことがわかりますね。
スマートに成功されているように見えても、やはり相当な対価を支払っていることになります。
ハリーポッターのJ・K・ローリングさんに至っては、生活保護からの大逆転劇ですので、本当に素晴らしいと思います。
もし彼女が離婚もせず、生活保護も受けず、うつ病にもならず、普通に幸せに暮らしながら書いたものが、累計4億部の超ベストセラーを生み出すことは、たぶん無理だったろうと私は思います。
皆さんの幸運を心からお祈り申し上げます。
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