0887.受け入れると悩みは消えるPart3

今日も前回の続きをお話したいと思います。
前回は、こんな事をお話しました。
『嫌な出来事というのは、実際にはマイナスにしか見えませんが、受け入れた途端それは、プラスに変化してしまいます。
ですから、何か物事を始める時には、誰もやりたがらない一番嫌なことを、率先してやるといいです。
それは必ず、大きな宝物へと変化していきます。』

マイナスがプラスに変わっていくという原理が「ゼロの法則」でもありますね。
どう見たってマイナスにしか見えないものが、宝物へと変化していく過程を見てしまうと、大きな感動を味わうことができます。
私はその感動を味わってしまったので、今でもこうして「ゼロの法則」を続けて実践しているわけです。

本当、とても楽しいです。
マイナスがプラスに変化してしまうなんて、手品(トリック)みたいですね。

自動車は燃料がないと走ることができません。
人間も同じように燃料がないと生きていくことができません。
自動車にとっての燃料はガソリンですが、人間にとっての燃料は食べ物ですね。

しかし、それは人間が生きていく上での最低限の燃料ですね。

現代では、日本に限っていえば、食べる物に困る人は、ほとんどいません。
だからこそ、別なモノ(欲求を満たすための願望)を手に入れるために、多くの人が奔走しています。

実際、マイナスの出来事って、何なんでしょうね。
よく、目の前で起こっている出来事というのは、プラスでもマイナスでもないと言われます。
そして、起こっている出来事に人が勝手に色をつけているだけであるとも言われます。

ようは、目の前で起こっている出来事というのは、中立であるということですね。
「ゼロの法則」でもある意味、目の前で起こった出来事をマイナスと感じたなら、それをプラスに感じられるよう意識することを勧めています。

目の前で起こっているマイナスの事というのは、本当にマイナスなのか?
という事を真剣に考えていくのが「ゼロの法則」でもありますね。

人がこの世に誕生する時には、何も持たずに生まれてきますね。
生まれた時にあるのは、両親やベッドなど、本当に限られたものしかありません。

しかし、人が大人に成長するにつれ、色んなモノを欲しがり、モノを手に入れることで幸せを得ようとします。

しかし、「ゼロの法則」では、そういった際限のない欲に対して「待った」をかけています。
それが「欲を解き放つ」というマイナス思考の概念ですね。

世間一般では、願望を叶えたら、「よし、次の願望を叶えよう!」という具合に、手に入れることばかり考えていますね。

「ゼロの法則」では、全てとは言いませんが、その一部だけでも手放すことを勧めています。

マイナスを受け入れるのも嫌。
プラスを手放すのも嫌。
これが人間の本心ですね。

目の前にあるモノがマイナスに見えてしまうのは、自己(我欲)を中心に考えてしまっているからなのかもしれません。
ですから、目の前で起こっている出来事というのが、本当にマイナスなのか?
ってことを一度真剣に考えてみるといいです。

最終的に突き詰めて考えると、「別に命をとられるわけではないし」という開き直りの境地になることができます。

借金したって、仕事をリストラされたって、失恋したって、よくよく考えてみれば、命をとられるわけではありません。
そう考えてみると、開き直ることができます。

本当であれば、最初から「何もない」のが当たり前と思っていれば、全ての出来事に感謝することができますね。

すでに今の状態で幸せである。

という気持ちに持っていくことが、人生最大の気づきなのかもしれません。

皆さんの幸運を心からお祈り申し上げます。

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