今日も「シンクロニシティの活用について」の続きをお話したいと思います。
今回が8回目になります。
劇的に現実が変わる瞬間というのは、やはりドラマがありますね。
前回はこうお話しました。
『でも、そもそも「ゼロの法則」というのは、マイナスの出来事は宝物であるという教えですね。
その基本的な教えはもう、すっかり頭の中から離れていたのですね。
「全てが上手くいく」という具合に、調子に乗っていたのです。』
人間、何事も上手くいくようになると、本当に調子に乗ってしまいます。
私みたいに調子に乗りやすい人間は特にそうです。
新聞配達をしている時には、まとめて一括で80万円寄付しました。
これは、本当の話です。
フォスタープラン協会(現、プラン・ジャパン)というところです。
金額がある程度まとまっていたので、「アジアの女性を支援する」プロジェクトみたいなものに寄付しました。
神様を試すという、とても意地悪な実験でした。
「ゼロの法則」からすれば、「寄付をしているのだから、必ず金運が良くなる」と思っても、何ら不自然ではないですね。
たぶん、誰だって、期待してしまうものだと思います。
皆さんも、この「ゼロの法則」を知って、毎月寄付をしている人はたくさんいる事と思います。
当然のことながら、「金運が良くなるだろう」と期待してしまいますね。
でも、私の場合は、80万寄付したにも関わらず、その後株で300万の含み損を抱えることになってしまいました。
正直、ショックでしたね。
皆さんも、同じです。
毎月きちんと寄付をしていたとしても、大きなマイナスに見舞われることがあります。
そんな時、どう思われますか?
その中の一部の人達は、残念ながら「ゼロの法則」に疑念を示します。
私も当時そうだったのですから、その気持はよくわかります。
疑念を覚えてしまうと、そこで「ゼロの法則」から遠ざかる人もいます。
でも、本当の勝負というのは、ここから始まります。
実際に体験していないと、こういったリアルな話はできないですね。
本当に、ドラマはここから始まります。
ドラマというか、神様との勝負みたいなもんですね。
300万円、株で損している時に、
「もうゼロの法則なんか、や~めた!」と見切りをつけるのは簡単です。
でも、私がそこで踏みとどまることができたのも、それまでの「ゼロの法則」における、数々の奇跡の体験があったからこそです。
もしこの世に神様がいるとしたら、80万寄付しただけで、私に本を出版させる機会を与えるでしょうか。
皆さんならどう思いますか?
80万寄付した後に、さらに300万円、株で含み損を抱えてしまった。
そんな状況でも、プラス思考して神様を信じることができたらこそ、思わず、
「よく頑張った!」と声をかけたくなるのではないでしょうか。
例えば、皆さんも毎月寄付しているとします。
そして、ボーナス時は奮発して5万円寄付したとします。
本人にとっては、とても良い気分になることと思います。
しかし、寄付をしてからすぐに車で事故を起こし、車の修理に50万円かかったとします。
そんな時、次の月からも毎月寄付できるのか?
または、「5万寄付して失敗した」と思うのか?
神様はず~とその様子を見ています(笑)
心の豊かさというのは、こういった災難に見舞われた時にこそ、その人のレベルというものがわかるのです。
早い話、マイナスの上にさらに大きなマイナスが重なってしまったら、それはもう奇跡を起こす絶好のチャンスなのです。
続きはまた次回にお話します。
皆さんの幸運を心からお祈り申し上げます。
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