今日は前回の続きをお話したいと思います。
前回は「確信できれば、宝くじで1億当たるのか?」という内容のお話をしました。
そして、
『何故なら、差し出す対価(足を踏まれた)と結果(1億)が釣り合ってないからです。
やはり、エネルギーを発生させるにしても、限界というものがあるのです。
その限界というのが・・・、』
というところで終わってしまいましたね。
願望実現のプロセスというのは、意外と単純ではありますが、やはりそれなりに複雑になっていると思います。
この「ゼロの法則」では、
マイナス+プラス=0(ゼロ)
になることで、エネルギー(運)が発生して願望が叶うというものです。
前回の話では、電車の中で足を踏まれた時にプラス思考して、仮に運が発生したとしても、「宝くじで1億当たることはない」と断言しています。
それは対価(マイナス)と結果(プラス)が釣り合ってないからですね。
足を踏まれてプラス思考した場合、次のような結果だとあり得るかもしれません。
例えば、プラス思考した後に、突然前の席が空いて座ることができたという奇跡ならば、十分に対価と結果が釣り合っているように思います。
ましてや、満員電車で通常なら絶対に席に座ることができないようなケースなら、このような奇跡が起きても不思議ではないですね。
何故なら、エネルギー(運)が発生しているからです。
足を踏まれた(マイナス)対価としては、妥当な結果だと思います。
ましてや、日頃から「たまには席に座って体を休めたい」と思っていたのであれば、この人にとっては、願望が叶ったことになりますね。
また、日頃から「宝くじで1億当たったら嬉しいなあ」と思っていたとしても、こらちの願望が叶うことはほぼ不可能ですね。
果たして、この違いはどこからくるのでしょうか?
足を踏まれた場合、
「席に座りたい!」という願望は叶い、
「宝くじで1等に当たりたい!」という願望は叶いません。
これを説明するには、前回お話したように、「エネルギーを発生させるには限界がある」という事を知らないと、残念ながら説明することはできません。
例えば、イメージングなどを熱心にやってきた人は、小さな願望はちょこちょこ叶ったとしても、一番望んでいる願望が叶わないというケースは非常に多いです。
それもその通りですね。
1兆円もの大金を手に入れているイメージングをしても、そのイメージが現実化することはまずないですね。
しかし、100万円のお金を手に入れているイメージングの場合は、もしかしたら叶うこともあるかもしれません。
何故なら、100万円のお金を手にする為には、それほど大きな対価を必要としていないからです。
さて、ここから本題に入ります。
『なぜ「世界一のお金持ちになれるぞ!」と確信することができなくて、「本の出版ができるぞ!」という事には確信することができたのでしょうか?』
この答え、ぜひとも知りたいですよね。
その答えというのが、
「エネルギーが発生したら、“7倍”に膨張する」というものです。
仮にエネルギー(運)が発生したとしても、7倍が限界なのです。
7倍というのは、支払った対価に対してのものです。
ですから、世界一のお金持ちは7兆円くらい持っていますから、私が世界一のお金持ちに今すぐなる為には、1兆円という対価(もしくはそれに相当する精神的な苦痛)を支払わなければなりません。
私が株で損したのは、300万円ですから、当然のことながら、「世界一のお金持ちになる」という選択肢はありません。
この“7倍”という具体的な数値があったからこそ、本の出版という願望を持つ事が可能だったわけです。
だんだん話が佳境に入ってきましたね。
非常に参考になる話なので、次回もお楽しみに!
皆さんの幸運を心からお祈り申し上げます。
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