0693.試練をお芝居のワンシーンと捉える

今日は、ある一人のメンバー様へメッセージをお伝えしたいと思います。
京都の会社員、Hさん(男性・50代)です。

2年前にも「0490.32年の喫煙者も遂に禁煙!(09年9月23日)」という記事の中でご紹介しています。

京都にお住まいで、電話相談も何度かしています。

私も、今年の5月に一度だけ京都まで足を運び、Hさんと会い、実際に3時間ほど話をしたことがあります。

Hさんは、ゴキブリが大量に出てくる借家から快適なアパートに引っ越すことができたのは、以前にもお話しています。
その後は、今まで働いていた仕事を辞めて、暫くの間就職活動をした後、今は病院での仕事についています。

昨年の12月に病院で働けるようになったので、1年が経とうとしていますね。
以前はトラックでの新聞配送のお仕事だったので、仕事に関しても以前よりはステップアップできたのかもしれません。

新聞配送でのお仕事の時は、人間関係での揉め事が絶えず、そこで働く人達の精神性の低さに嘆いて、よくお電話を頂いたことがありました。
そして今、そこを卒業して、病院での宿直みたいなお仕事をしています。

当然、夜勤もありますし、電話応対やら病院で患者さんが亡くなられた場合の対応やら、親族が来訪された時の対応やら、意外とハードな仕事をされているようです。
今は、その病院で働く医師や事務職の人達との待遇の違いに、大きな不満を持っていられるようです。

例えば、病院で長いこと働いている主任は、8連休など休みをぼんぼん取り、16:00位にはもう帰る準備をして、電話は全てHさんに回して、全く仕事をしないそうです。

逆にHさんが規定以外の休みを取ろうとしても、なかなか許可がおりないので、主任などの立場の人達との待遇の差に嘆いておられるようです。
せっかく、病院で働けるようにはなったものの、実際の所はただの雑用係みたいなもので、悲しくなるというものです。

心が折れそうになる時もよくあるので、直接自分(Hさん)にカツを入れてくれると有りがたいということでした。

この「ゼロの法則」というのは、マイナスの後には必ず大きなプラスが訪れます。
マイナスというのは、試練であったり理不尽な事をされたりして、自身の感情が大きくマイナスに傾くことを言いますね。

同じ職場で働いているにも関わらず、待遇の差が激しいと、働くモチベーションも下がってしまいますね。
現在は、派遣やアルバイトなどの雇用形態で働くひとが多くなったので、同じようなことを感じた人も多いかもしれません。

しかし、不平等を感じたり、屈辱的な思いをしたりすることによって、それが大きな対価となり得るわけです。
欲しい物を買う時には、対価としてお金が必要ですね。
願望を叶える時にも、お金で解決できるのであれば、お金を支払って願望を叶えたいところですね。

屈辱的な思いがある時、その気持ちを変換することによって、エネルギーが発生して自分を異次元の世界へと引き上げてくれます。
これが「ゼロの法則」の真骨頂でもあります。

Hさんは、ゴキブリが大量に出るアパートから、快適なアパートに引越しをすることができました。
そして、仕事も不満はあったとしても、以前の人間関係が酷かった新聞配送の仕事から、病院での仕事に転職することができました。

Hさんは、さらにもう一花咲かせたいという、気持ちもあるので、さらにここでプラス思考ができれば、自分が望んでいる仕事にワープすることができます。

目の前の現実は、本当の現実のように見えますが、実は試されているだけです。
お芝居のワンシーンにしか過ぎません。
屈辱的な思いに対して、苦しみ、悲しみ、嘆き・・・。
残念ながら、これでは運が発生することもないので、奇跡を起こすことはできません。

屈辱的な思いに遭遇したら、「しめた!(笑)」と思えるようになれば、奇跡を起こすのはただ時間の問題です。

毎日生きていれば、苦しい事や辛い事がいっぱいあります。
その苦しい事を、ただ「辛い」と嘆いて生きていたのが、皆さんの今までの人生だったと思います。

でもその「苦しい事」を、楽しい、嬉しい、ワクワクするという、とんでもない発想のプラス思考をするのが「ゼロの法則」です。
私は実際、それを実践してワープ(新聞配達から本の出版へ)できたのですから、皆さんも頑張って、奇跡を起こして貰えれば、幸いです。

皆さんの幸運を心からお祈り申し上げます。

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