皆さん、こんにちは。
今日は、ある人からの相談をご紹介したいと思います。
旧会員の方で、こちらのメンバーページにて、何度かご紹介しています。
相談内容にもよるので、あえて匿名でご紹介させて頂きます。
その男性とは、先日約2年ぶりにお会いしました。
その男性からお電話があり、久しぶりに会ってお話がしたいとのことでしたので、池袋で会い数時間お話しました。
その男性は既に会員ではありませんが、話が合うので何度か会ってよくお話していました。
2年間、全く連絡がなかったというのは、きっとその男性の運気がかなり低下していたのかもしれません。
ずっと世間話をしていたのですが、最後の方になってやっと、現在抱えている悩みを切り出してきました。
その悩みとは、ある人に200万ほど貸したものの、相手からの返済が一切ないとのことでした。
私に相談すれば、どうせ「寄付したと思い、その200万はあきらめなさい」という答えが返ってくるだろうと思い、相談するのはあきらめていたとのことでした(笑)
以前働いていた職場の後輩に貸したらしいのですが、そのお金の使いみちは、ペットの葬儀にかかる費用を出してほしいとのことでした。
可愛そうに思ったその男性は、200万貸したそうです。
しかし、日が経つにつれて、お金が戻ってくる気配もなく、月日だけが過ぎていくだけでした。
そのうち、その後輩は消費者金融にもお金を借りていることがわかりました。
全くお金が戻ってくる様子がないことに苛立ちを覚えた男性は、弁護士などにも相談して、色々と方策を練ったそうです。
数ヶ月前に後輩と会う機会があったそうですが、その後輩は「そのうちまとまったお金が入るので、その時にはとりあえず50万返す予定です」と言ったそうです。
それから何度か電話もしたそうですが、一切電話に出る様子はないようです。
その後弁護士にも相談し、たぶん裁判所を通じて、最後には和解する方向で持っていくしかないようなことを言われたそうです。
そこで私は、今度弁護士を通じて後輩のもとへ手紙なりを送る時には、次のような一文を入れるようアドバイスしました。
それは、
「毎月の返済額は、1000円からでも宜しいので、ご連絡ください。」
仮に毎月の返済が千円だとすると、1年で1万2000円になります。
10年払っても、12万にしかなりません。
200万返済するのに、約166年かかってしまう計算になります。
単純に計算すると、男性が生きているうちに、200万戻ってくるのは、ほぼ不可能に近いことです。
ある意味、200万返してもらうのをあきらめているかのようです。
しかし、これは、後輩の潜在意識をごまかす巧妙な方法なのです。
一見、200万返してもらうのをあきらめているかのようですが、実は後輩の潜在意識に「支払うこと」へのストレスを大幅に軽減させています。
後輩は200万借りているにも関わらず、未だに一銭のお金も返済していないようです。
200万も借りているのですから、やはり一回にまとまったお金を返済するのが義務だとも思っているのかもしれません。
毎月の返済額が千円ならば、なんとか都合をつければ、そのくらいの金額は払えるはずです。
後輩も、普通の仕事をしていて、食べるものも食べていて、普通にアパートで暮らしているのですから、千円くらいの金額ならば、どうにかなるはずです。
一度千円払って貰えば、もうこっちのもんです。
何故なら、「払うことへの喜び」が潜在意識を刺激するからです。
続きはまた次回お話します。
皆さんの幸運を心からお祈り申し上げます。
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