0664.妄想してもいいタイミングがある

今日は前回のお話の続きをしたいと思います。
前回は、「寄付を表明すると運を逃してしまうのか?」というお話でした。
そして、「寄付を表明すると、周りからチヤホヤされたり誉められたりして、とても気分がいいものです。」と説明しました。

善行を周りの人に話してしまうと、周りの人から“絶賛”されてしまいますね。

この“絶賛(ワクワク)”というのが、将来に起こりうる願望実現(ワクワク)の前払いをしている意味があるともお話しました。

M・Nさんからは、さらに次のようなご質問を受けましたので、お答えしたいと思います。

『わくわく感を出すことと、妄想との違いっていまいちよくわかりません。願望が成就した姿を想像するのは妄想だと思いますが、
2006/02/08(Wed) 17:33
タイトル: 一つだけでも、毎日の生活にワクワク感を!
の記事には、
朝がなかなか起きられなくて困っているAさんに、田村先生は、
一日のうちで、「何か一つ」でもいいから、楽しみやワクワクできる
ような事をセッティングしておくことです。と書かれていて、
その中に
「愛犬を連れて、朝の散歩」
「家族との団欒」
「恋人とのデート」
「お気に入りの音楽を聴く」
「夢を叶えるまでの、勉強やプロセスなど」
と書かれています。

わくわくすることとは実際実現可能なことであり、妄想とは、願望がかなった
状態のことを想像するのですから、妄想はまだ実現可能な状態でないとうことと
分けて考えていいのでしょうか?

上の例でいくと、
「恋人とのデート」
というのは、実際に恋人がいるのであれば、これはわくわく感になりますが、
恋人がいない人にとっては、願望もしくは妄想になってしまうので、この時点
のわくわく感に当てはまりませんよね?

あっわかった、要するに、わくわく感の中には自分の欲が含まれていてはいけ
ないってことですか?
「恋人とのデート」
についてわくわく感をもつ場合、恋人がいない人にとっては、恋人がほしいと
いう欲も含まれてしまうので、わくわく感というよりむしろ妄想になってしまうって
ことかな。

田村先生がゼロの法則を発見した頃は、暗い未来に対してわくわく感をもった
と書かれてありましたが、これは妄想にはあたらないのですか?
妄想とわくわく感の違いは難しいです。』

という内容のご質問です。

このサイトでは、ワクワク感が伴うドーパミンを悪者扱いにしているわけではありません。
また、妄想に対しても、それを行うタイミングさえ間違えなければ、逆効果になるどころか、効果絶大となります。

私がゼロの法則を発見した当時や、マイナスの出来事が起こった時には、ワクワクできる気持ちになるよう努力しました。
しかも、ドーパミン的快感も多量に湧き出てきて、ついつい妄想もしてしまいます。

将来に対して、良い事が起こるであろうと具体的に予測(妄想)するのですから、前回に説明した“前払い”になってしまいますね。

前払いをしてしまったら、将来に起こっていたかもしれない願望は起こらないということになりますね。

しかし、この場合は、思いっきり妄想しても、全然大丈夫なんです。
何故なら、妄想しても、きちんとバランスが保たれているからです。
多量のドーパミンが出る妄想は、あまり好ましくないですね。
バランスが保たれるというのは、「ゼロの法則」の柱となる考えです。

暗い将来(マイナス)に対して、明るい希望(プラス)を持つことによって、ワクワク感が湧き出てきます。

この時のワクワク感というのは、確かに妄想から出てくるものです。
しかし、どんなに強いワクワク感であっても、不幸(マイナス)の真っ只中にいるのであれば、その妄想は“帳消し”となってしまうのです。
マイナスプラスゼロ

皆さん、おわかりでしょうか?

妄想することによって悪い結果を引き寄せるのではなく、妄想することによって未来に希望が出てやる気を引き出し、しかもドーパミン的快楽を“帳消し”にしてしまう、魔法のタイミングというのがあるのです。

それが、マイナスの出来事が起こった時ですね。

続きはまた次回お話します。

皆さんの幸運を心からお祈り申し上げます。

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