0541.興味を示していることが、現実となる

皆さん、こんにちは。

先日、ある人と会って、色々お話してきました。
紹介不可の方なので、今まで詳しくお話したことはありませんが、ほんのちょっぴりこのメンバーページにて書いたことがあります。
160社以上の会社に応募して、ようやく就職できたという方です。
以前、就職する際のコツを3つだけ紹介させて頂きました。

1.素手のトイレ掃除
2.玄関前の掃き掃除
3.手書きの履歴書

その彼からメールを貰ったのですが、せっかく就職できた会社なのに、今月でクビになってしまうそうです。
昨年の12月頃から、「3月で辞めてもらう」ようなことを上司から言われていたのを、メールで報告受けていました。
また、4月から新しい就職先を探さなくてはなりません。
ということで、先日また彼に会ってきました。

私「なんだか、昨年の3月と同じパターンだね」
彼「そうですね、なんだか自分でも情けないです」
私「私は高校中退でいいかげんに生きてきたけど、あなたはりっぱな大学も出て頭もいいはずだよね。どうして、人生がうまくいかないのかな?私とあなたの決定的な違いは、たぶん考え方だと思うよ」
・・・と彼と色々と話をしていました。

私がいろいろとアドバイスした内容について、彼が深く感銘を受けたようで、そのお礼にとある一冊の本を私に勧めてくれました。
もちろん、彼は素直に好意で、勧めてくれたのだと思います。
しかし、私はタイトルを見ただけで、「せっかくだけど、全く興味ないんだよね。悪いね~・・・。」

タイトル名は忘れてしまいましたが、確か日本の“危機”とか“崩壊”とか“破産”とか、ネガティブなタイトルが書かれていたように思います。
彼が言うには、その著者が書いた内容は、とても当たっているようで、この先日本の経済は疲弊していくだろうということを予測した内容の本です。

きっと、私がその本を読めば、納得して共感を覚えることでしょう。
日本経済の先行きに不透明感を強く感じたからこそ、株の取引もやめたわけですし。

基本的に私は、崩壊とか破産とか書かれているような本は一切興味がないので、読むことはありません。
何故なら、崩壊とか破産とか、そういうタイトルの本を読んだら、神様が天から私のことを見ていて、「ほぉ~、おまえは崩壊や破産という事に興味があったのか。それは知らなかった、じゃあ、その崩壊というやつをおまえにご褒美として与えよう。」と思われては困ります(笑)
というかもう、無意識にそういうネガティブなタイトルの本には、本当に興味を示さなくなりました。

それもそのはずですね。
「ゼロの法則」を10年以上実践し続けてきて、マイナスの状況の時にいつも“プラス”に意識してきたわけです。
という事は、「私が興味あるのは、つねに“プラス(幸せ)”ですからね。」と神様にメッセージを送りつづけているようなものです。
しかし、一般の人は、一旦マイナスの出来事があると、その”マイナス”にずっと意識してしまいます。

ですから、彼には「これからは“崩壊”とかマイナスの言葉が書かれているような本は読まない方がいいかもね。だって、今の仕事を失うっていうのは、“崩壊”を意味しているだろう?」
そこで彼は、なるほど!といった表情で大きな気づきを得られたようですね。

私の場合、他人から嫌がらせを受けたり暴言を吐かれたりしても、そのマイナスの事象に意識するのは、ほんの最初だけです。
しばらくしたら、自分の願望(プラス)に視点を移すか、もしくは相手の良い所(プラス)に視点を移して、なるべくプラスにスポットを当てています。

だからこそ、身のまわりの現実がプラスになっていくことが多いのでしょうね。

マイナスに目を向けるか
プラスに目を向けるか
毎日、どちらに多くの時間をあてているのか。

それが今の人生を決定づけていると言っても過言ではありませんね。
ただし、マイナスに目を向けても、マイナス感情にならなければ、それほど問題にはなりません。

皆さんの幸運を心からお祈り申し上げます。

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