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今日は、「心の中で抱いた事が、全て現実となる」の続きをお話したいと思います。
前回は、職場でのプラス思考についてお話しました。
嫌なことがあったら、それを快く受け入れることで、運が発生する（願いが叶う）。
たったこれだけの事なんですね（笑）

世の中には、いろんな自己啓発の類の本もいっぱいありますし、聖書や仏教や風水などの教えもありますし、為になる情報はたくさんあります。
でも、焦点が一つに絞られてないから、私の場合、集中力が持続できないんです。

マイナスの事があったら、喜ぶ。

たったこれだけの法則を頭の中にインプットするだけですから、今でも私は「ゼロの法則」を続けてこられたわけです。
ですから、いろんな本に書かれているように「いつも心を豊かにしなさい」などといった事をここで言うつもりは全くありません。

正直、いつも心を豊かにしていたら、身も心も持ちません（笑）

人間は、神様や仏様じゃなく、やっぱり人間ですから。
ミスもするし、嘘をついたりもするし、完璧じゃないからこそ、人間的に成長することが楽しいのだと思います。

いつも心を豊かにすることは、非常に難しいことですけど、「マイナスの時だけ」という具合に、明確にしてあげると、意外とできるようになるものです。

例えば、働く事はとても素晴らしいことなので、死ぬまでずっと働いて下さいって言われたら、凄い嫌な気分になりますよね。
土日に休んだりして、働いたり休んだりするからこそ、働くことも苦痛にならないと思います。

それと同じように、私もプラス思考を毎日３６５日実践しているわけではありません。
「ここぞ！（マイナス）」という短い期間に、気持ちを入れるからこそ、プラス思考ができてしまうのです。

短い期間だけならば、人間頑張ることができます。

正直、毎日３０分も早く出て、チラシを入れるのは、苦痛ですし眠かったですが、それが一生続くわけではなく短期間の事なのですから、集中力が持続できたのだと思います。

さすがに、「運をいっぱい頂くぞ！」という思いだけでは、高いモチベーションを保つことはできない時もあります。

そんな時、ふと、こう思えるような時もあります。

「皆疲れているから、１０分でも多く寝かせてあげたい。皆の体が楽になって喜んでくれるのであれば、３０分早く出てチラシを入れるのも苦にはならないな。」
いつもこんな風に考えるのは、正直無理です（笑）
なんだかんだ言っても、やっぱり自分も楽をしたいですから。

しかし、たまに、自分のことを忘れて、皆のことを考えてあげられる時がきます。
きっと、この時に運が発生したのだと、後になって私は思います。

さて、その時に働いていたお店には、非常に苦手な店長がいました。
正直、嫌がらせや暴言などが多い人で、私が働いていた３年半の間に辞めていった人の数は、２０人、３０人以上にはなると思います。

モノを投げる、ヤクザみたいな言葉を使う、しかも性質が悪い事に、社長や部長などの上の人に対しては、コロッと人が変わったように、大人しくなってしまいます。

険悪なムードが長い間、続いた時期もありました。

しかし、「ゼロの法則」を知ってしまった以上、実践しない手はありません（笑）
皆さんが考えるプラス思考と、私が実践しているプラス思考にはちょっと認識の差があるかもしれません。

私 は、「この人（店長）のおかげで、運をいっぱいもらえるんだ。もし、この店にこんなに嫌な人がいなかったら、私は全く運をもらえないじゃないか！そう考えると、この人は私に運を与えてくれる“神様”のような存在かもしれない！明日からは、神様に接するように対応しよう。」

という具合に、思考を１８０度変換しました（笑）

今までは、「文句を言ってきたら嫌だな」と避けていたのが、「今日は、何か文句を言ってこないかな」という具合に、ワクワクしながら、待っていました（笑）

すると、数ヶ月が経って、その店長は独立して、違う所に行きました。

その代わりに店長になった人が、なんとドンピシャリだったんです。

紳士的で穏やかで、話し方はいつも丁寧で、私がいつも「あの人が店長だったらいいのにな」と思っていた他店の店長が、うちの店に来ることになりました。

これが、一番簡単に「思考が現実化する」方法です。

イメージングも必要なし。
策略を練る必要もなし。

ただ目の前のことを受け入れるだけ。

復讐する必要もなし。
避ける必要もなし。

ただ受け入れて、喜ぶだけ。

皆さんの幸運を心からお祈り申し上げます。

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