今日は神奈川県の会社員Kさん(男性・40歳)のご相談についてお話したいと思います。
Kさんは、若い時には上場企業にまで勤めていたそうですが、若気の至りで辞めてしまい、その後は土木作業員やフリーターをして転落していき、今は普通の会社員をしていると仰っていました。
今回、たまたま私のサイトを見て頂いて、「ゼロの法則」に大いに納得されたようです。
昨年の12月、勤めている会社の社長から、突然解雇を言い渡されたそうです。
Kさんは、この状況に対して、「これはチャンスなんだ!」と思うことができたそうです。
何故なら、「ゼロの法則」では、
「マイナスの出来事は、運を発生させる絶好のチャンス!!!」だからです。
そういう予備知識があったので、あまり慌てることもなく怒りをぶつけることもなく、意外と冷静にメールで私にご相談されました(昨年の12月のことです)。
Kさんは、忠実に「ゼロの法則」を実践されました。
勤務時間中に株価を見るのをやめて、
会社からは鉛筆一本でも持ち帰らないようにして、
サービス残業も喜んでやるようにしたそうです。
そして、昨年12月に社長から解雇を言い渡された時には、「このような不当解雇に対して、弁護士をたてて争った方がいいでしょうか?」ということをご相談されました。
私は、「会社と争うよりも、喜んで今の会社を去るようにした方がいい」と言い、Kさんも納得されて、弁護士をたてて争うようなことはしませんでした。
そして、“有給休暇”のほとんどを残したまま、会社を去りました。
もちろん、不条理な形で会社から解雇を言い渡されたのですから、不平・不満のひと言も言いたいでしょうし、有給だって残り残らず全部使い果たしたい気分でしょうが、そういう事は一切しませんでした。
どうしてそういう事ができるのかというと、「ゼロの法則」を信じているからだと思います。
人間の信念というのは、行動をも変える力を持っています。
また、私が言った通り素直に実践してくれたのは、素晴らしいことだと思います。
なかなか、ここまでの事は、できないと思います。
もちろん、仕事も直ぐに見つかり、今月から仕事を開始しています。
その後の経過はまた、暫くしてからご報告申し上げたいと思います。
今回は、仕事を辞めるに当たって、退職金が100万円振り込まれたそうです。
数年ほど勤めたので、この金額が多いのか少ないのかはわかりませんが、その後面白い事が起こりました。
それは、退職金が“2度振り込まれた”ことです。
もちろん、2度目に振り込まれたお金は、正直に申告して会社に戻されたようです。
ここで私が何を言いたいのかというと、Kさんの元にお金が引き寄せられる力が働いているということです。
仮に間違いで100万という大金が振り込まれたとしても、一度彼の所に来たということは事実です。
(早い話、金運が良くなったということです)
きっと普通の人は、「有給休暇をほとんど残したまま、会社を辞めるなんてもったいない!」と思うでしょうね。
でも、私の考えは、「有給休暇を使い果たしてしまうなんて、もったいない」です。
何故なら、会社を辞める時に、「会社にキープ」したものは、全て“何倍にもなって”次の会社に持ち越されるからです。
一番大事なのは、会社を去る時に、プラスの状態にしておくのか、マイナスの状態にしておくのかです。
自分がマイナスの状態(徳を積むという意味合いにもとれますね)にしておく事によって、次の就職先ではプラスの状態になっているということです。
不当な解雇に対して、どのような気持ちになるのかは、人それぞれです。
通常は、不当な解雇をマイナスの出来事と捉えます。
「なんて自分はツイてないんだろう」
「自分は会社にとって、必要のない人間なんだ」
「きっと、社長に嫌われているんだな」
という具合に、マイナス思考する人がほとんどです。
(というかこれが一般的な思考ですね)
しかし、「自分はなんてツイてるんだろうか!」って思えば、実際その通りになります。
(思考は現実化するのですから、プラスの想念を持つのは大事なことですね)
Kさんはきっと、今後どんどんご活躍されることと思います。
ぜひ、頑張って復活して下さい。
皆さんの幸運を心からお祈り申し上げます。
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