0236.他人の幸せを妬むと、幸せは絶対に訪れない

今日は「追跡シリーズ第1弾。成功か?転落か?」のPart3です。

社長はスナックを経営していることもあってか、いろんな知り合いがお店に訪れるようです。
特に商売をしている人が、よく話を聞きにきたりするそうです。

「お客さんが来ない」という悩みを持ち寄ってくる人も多いようです。

知り合い-「社長のスナックは、いつもお客さんがいっぱいで、俺の気持ちなんてわかんないんだよ」
社長-「おまえ、向かいのお店にお客さんがいっぱい入って面白くないんだろ。そういう時はな、向かいのお店にお客さんがいっぱい入っておめでとう!って祝福してあげるんだよ」
知り合い-「む、む、向かいの店を祝福???何をバカな事、言ってるんだよ!何で向かいの店にお客さんが入るのを喜ばなきゃならないんだよ!!」

こんなやりとりが、よくあるそうです(笑)
自分の店ではなく、向かいの店の繁盛を祝福するわけですから、初めて聞く人にとってはチンプンカンプンな話ですよね。
理解しなさい、と言われても普通の人はなかなか理解できない事かもしれませんね。

ここで一つ、潜在意識の大事な話をしておきますね。

例えば、「向かいのお店に、お客さんがたくさん入る」

それに対して、皆さんが「悔しい!」というマイナス感情を抱いたとします。
潜在意識は、その思考を忠実に再現してしまいます。

「向かいの店」→悔しい!
どうして、向かいの店に対して、悔しい気持ちになるのか?
答えは、
「お客さんがたくさん入る」からですよね。

「お客さんがたくさん入る」ことに対して、悔しいというマイナス感情を抱いていることになりますよね。

という事は・・・、
「お客さんがたくさん入る」ことを、心の奥底(潜在意識)では嫌っていることになりますよね!!!
潜在意識は感じたことを忠実に、この世に再現してしまいますので、あなたのお店には
「お客さんが来ない!!!」という現実が作り出されることになります。

妬みの感情って、恐ろしいですね。
私も、このプロセスに気づいてからは、人を妬むような事はしなくなりました。
周りの人に対して妬むことで、自分の願望がことごとく打ち砕かれてしまうのは、とても嫌ですからね。

逆にいえば、祝福すればするほど、自分の願いはどんどん叶っていくことになります。

自分の欲しい物を他人が手に入れたら、どんどん祝福してあげればいいです。
「成功して良かったね!」
「お金が入って良かったね!」
「いい人に巡り会えて良かったね!」
という具合に、「成功すること」、「お金が入ること」、「いい人に巡り会うこと」というのは、とても嬉しい事であって、それを自分も望んでいるんだよとアピールするには絶好の機会になります。

逆に「なんであんな奴が成功するんだよ!」と思ってしまったら、「成功すること」に対してマイナス感情を抱いている事になりますよね。
本人が「成功すること」を望んでいないのですから、潜在意識はその通りの世界を現実に反映してくれます。

「潜在意識」「妬み」の関係、わかりましたでしょうか?

確かに、周りの人の幸せを心から祝福するのは、難しいことかもしれません。
ましてや、周りの人の手に入れたものが、「前から自分も欲しがっていた」のであれば、絶対に祝福なんて気持ちにはならないですよね。

絶対に祝福できない!という事は、「私は絶対に欲しくない!!!」と声を大にして、宣言しているようなものです。

皆さんの幸運を心からお祈りいたします。

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