臨界点という言葉は、あまり聞きなれないですね。
しかし、このライン(臨界点)というのは、運を良くしたり、幸せを持続させたりするのには、とても大事な要素となります。
運の世界では、目に見えないある一定の隠れた“ライン”というものが存在しています。
このライン(臨界点)というのは、皆さんの人生でいろいろ応用することができます。
詳しくは次回以降、説明していきますが、もう少しこのライン(臨界点)について補足していきたいと思います。
臨界点には、地球の重力と、女性の体重などたくさんありますが、その他にもライン(臨界点)は数多く存在しています。
例えば、気温。
一番過ごしやすい気温を20度(中心線)とします。
この中心線というのは、涼しいと感じることもなく、暖かいと感じることもない、中心線となります。
昔、学校の教科書では、18度?が快適温度と書いてあったような気がします。
(27年以上も前なので、記憶は定かではありませんが・・・)
地球温暖化が進んでいるので、昔に比べて過ごしやすい気温も、若干上昇しているのではないかと私は思っています。
20℃×+30%は、26℃になり、
20℃×-30%は、14℃となります。
26℃から上に気温が上昇すると、「暑い」という不快感を徐々に感じるようになります。
また、14℃から下に気温が下降すると、「寒い」という不快感を徐々に感じることになります。
しかし、20℃~26℃は、「暖かい」という、運が発生している範囲内であり、
14℃~20℃は、「涼しい」という、運が発生している範囲内でもあります。
(中心線より一定の範囲内であれば、心地よさを感じることができます。)
そして、次に睡眠時間ですが、日本人の平均睡眠時間を7時間とします。
この7時間に、30%増減すると、
長い方で9時間になり、
短い方で5時間となります。
ある大学で、死亡率と睡眠時間の因果関係を調べた所、4時間以下の短眠派は7時間派に比べて、死亡率が1.6倍になるそうです。
睡眠時間というのは、短すぎるのも害があるんですね。
そして、興味があるのは、10時間以上の長眠派は、さらに死亡率が上り、7時間派に比べて、約2倍以上も高くなるそうです。
短すぎてもダメですし、長すぎてもダメなんですよね。
このライン(臨界点)というのは、ある一定の方向に傾き過ぎると、必ず害となって現れます。
諺にも、「過ぎたるは、及ばざるが如し」というのがあります。
これは、何事も度を越してしまうと、悪影響を及ぼしますよ、という意味です。
たっぷり眠ることはいいのですが、眠りすぎはダメです。
睡眠時間を削るのも悪い事ではないですが、短すぎてもダメです。
恋をするのは良いことですが、熱くなりすぎるのも害があります。
皆さん、次の言葉をよく耳にしませんか?
「“十二分”に力を発揮したいと思います!」
「“120%”全力で頑張ります!」
どうして、二十分ではダメで、十二分でないといけないのでしょうか?
どうして、200%はダメで、120%でないといけないのでしょうか?
答えは、力を発揮し過ぎると(臨界点を超えると)、逆に悪い影響が出てしまうからです。
緊張したり、力んだりして結果が出ないのは、気持ちが入りすぎる為に起こる現象です。
諺や、十二分、120%という言葉からも、ライン(臨界点)があることを、物語っていますよね。
周りの人が、笑顔で話し掛けてくれるのは、とても自然です。
しかし、満面の笑みが度を越してしまうと、不自然さを感じます。
(人を騙したり、何か裏があったりする場合が多いです。悪質な勧誘に多いケースです。)
性格の明るい人は、全く問題ありませんが、明る過ぎると必ず何か問題があります。
性格の暗い人も、別に問題ありませんが、暗すぎると必ず人が周りから離れていきます。
その他にも、このライン(臨界点)は、様々の場面で応用することができます。
ちなみに、私も株の売買においては、このライン(臨界点)を利用しています。
次回、さらに詳しくお話したいと思います。
皆さんのご活躍とご幸運を心からお祈りいたします。
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