皆さん、こんばんは。
今日は「願望実現には、明確な「期限」が必要」のパート7です。
バート5(5月24日)ではこんな話をしました。
『例えば、1冊の雑誌を読むとします。
せっかくお金を払って買ったのですから、できれば全てに目を通して読みたい所ですよね。
Aさんは「たっぷり1時間かけて読みました」
Bさんは「10分間だけ、興味のある箇所だけ読みました」
Aさんの場合、1時間あるのですから、どうでもいいようなページもつい読んでしまいますよね。
「どうでもいいようなページ」というのは、本当に「どうでもいい」のですから、脳が疲れますよね。
でもBさんの場合は、10分間、興味のある所だけを読んでいるので、脳がすこぶる活性化しています。』
皆さんは、Aさん、Bさん、どちらのタイプでしょうか?
たぶん、二つに分かれるところだと思います。
ちなみに、昔の私はAさんタイプで、今はBさんタイプに変わりました。
Aさんタイプだった頃は、「もったいない!」という意識が強く働いていたように思います。
お金を払った以上、時間の許す限りたくさん読まないと、損をしているような感じでした。
だから、多少つまんないと思った記事なんかでも、読んでいたように思います。
その根底には、「お金がもったいない」、「元をとらねば!」、「最後まで読み通さなければ」という思いがあったのかもしれません。
これは、小さい頃からの習慣に基づいたものだと思います。
例えば、
夕食の時に、ご飯やおかずを残すと、親に怒られてしまいます。
怒られるとまではいかなくても、「もったいないから、残したらダメ」と言われたり、「せっかく作ってくれたのに最後まで食べないと相手に悪い」という長年の習慣があったからかもしれません。
今は単行本を読んだとしても、つまらないと思ったら、数ページ読んで終わりにします。
昔であれば、もったいないという意識が働いて、我慢して最後まで読んでいました。
しかし、今はもったいないという意識は、お金ではなく「時間」に向けられるようになりました。
1冊の単行本を買って、何にも得る事がなかった・・・。
その代金は、ドブに捨てることになりますよね。
しかし、つまらないと思って読んでいると・・・。
読む時間を、ドブに捨てることになってしまいます。
重要視するものが、「お金」から「時間」へ変化したわけです。
それと、「つまらないな~」と思いながら読むと、自分の脳に不快感を与えてしまいます。
他人に対して、思いやりを持って接する。
もちろん、自分に対しても思いやりを持って接する。
脳に不快な感情を送り込むことは、自分で自分を苛めていることにも繋がります。
だからこそ、仕事が嫌でも、人間関係で嫌なことがあっても、不快な気持ちを長い間持たないように、プラス思考するべきです。
最後まで本を読み通さなくても、誰にも迷惑はかかりません。
たかだか、1500円位の代金の出費ですみます。
しかし、仕事や人間関係の場合、生活がかかっていたり付き合いが続いたりするので、プラス思考して不快感を取り除かなければならないですよね。
期限を設定するというのは、実は不快な気持ちを作らない為でもあります。
お金がもったいない・・・と言うより
時間がもったいない、
不快な感情を受ける無意識が可哀相、
という具合に意識を変えていく方がいいと思います。
何故なら、皆さんの人生を決定的なものにしてしまうのは、やはり無意識(潜在意識)だからです。
不快な感情を送り込むか、心地よい感情を送り込むか・・・これは自分で選択することができます。
自らの感情に敏感になるといいです。
笑う門には福来る、とも言いますからね。
皆さんの幸運を心からお祈りいたします。
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